先日、動物病院で外耳炎の診断を受けました。
症状は たいした事はなく、軽度の炎症でした。
1週間 点耳薬をさして様子見なのですが・・
上手くさせない💦


病院では簡単そうに さしていたのですが、これは一人では無理。
娘に手伝ってもらって、なんとか成功。
ただ、若干 無理やり感があったので明日も上手くいくかは疑問・・


点耳薬の上手なさし方を調べてみた
点耳薬は「奥に突っ込む」必要はない
犬の耳は人間と形が違って、途中でL字に曲がっています。
なので、
- 入口に薬を落とす
- そのあと耳の根元を揉む
これで中まで流れていきます。
綿棒で奥を掃除する必要もありません。
いちばんやりやすい体勢(超重要)
1人でやる場合
床かソファに座る
↓
犬を自分の足の間に座らせる
↓
犬を「後ろ向き」にする
イメージ:
あなた
↓
(犬の背中)
犬の顔が前を向くので、
- 噛みにくい
- 逃げにくい
- 興奮しにくい
実際のやり方(超具体的)
STEP1:薬を温める
手で1〜2分持つ。
冷たいと犬は
「うわっ!!」
となります。
STEP2:耳をめくる
マルチーズの耳は毛で見えにくいので、
耳を“ふわっ”と持ち上げる感じ。
強く引っ張らない。
見る場所はここ:
耳の穴の入口
奥を覗き込まなくてOK。
STEP3:薬を入れる
ここが最大ポイント
ノズルを耳の中に突っ込まない。
やるのは:
入口にポタポタ落とす
だけ。
「ちゃんと入れなきゃ」と思って奥まで入れると、
- 痛い
- 怖い
- 次回から逃げる
になります。
どのくらい入れる?
病院で
- 「○滴」
- 「○回プッシュ」
と言われた量だけ。
多すぎても逆に外へ流れます。
STEP4:耳の根元を揉む
ここ超大事。
耳そのものじゃなく、
「耳が頭についてる部分」を指で揉む。
すると:
くちゅ
くちゅ
と音がします。
それでOK。
これで薬が奥へ広がります。
10〜20秒くらい。
STEP5:犬がブルブルする
正常です。
犬は薬を入れると反射で頭を振ります。
止めなくてOK。
ただし、
- 壁
- カーテン
- あなたの服
に薬が飛びます(笑)
最後に絶対やること
ご褒美
超重要。
- 小さいおやつ
- 大好きなおもちゃ
- 撫でる
なんでもOK。
犬の頭の中を:
耳触られる
↓
いいことある
に変えます。
暴れる時の対策
レベル1:顔をそむける
→ おやつを鼻の前
レベル2:逃げる
→ 足の間に軽く固定
レベル3:手を払う
→ タオルで包む
やり方:
体だけ包む
頭は出す
小型犬はかなり有効。
レベル4:噛む
無理しない。
外耳炎で痛い可能性があります。
病院で
- 保定
- 点耳の仕方
- 洗浄
を見てもらった方が安全。
よくある失敗
「耳を拭きすぎる」
せっかく入れた薬まで取れます。
入口から垂れた分だけ軽く拭けばOK。
「毎回戦いになる」
これは犬が
耳=怖い
になっています。
改善方法:
1日数回、
- 耳触る
- すぐおやつ
だけを繰り返します。
最初は点耳しなくていい。

犬の耳の構造も少し解説
マルチーズ の耳は、「縦に入って途中で曲がるトンネル」だと思うと分かりやすいです。
外から見える耳
↓
耳の入口
↓
まっすぐ下へ(縦の通路)
↓
途中でカーブ
↓
横方向へ進む
↓
鼓膜
つまり犬の耳は「L字型」。
鼓膜まで遠いのになんで犬は聴力が優れているのか?
マルチーズ を含む犬の耳は、
「長い・曲がってる」
=聞こえにくそう
に見えるのに、実際は人よりかなり高性能です。
これは単純に「鼓膜まで近いか遠いか」ではなく、
音をどれだけ効率よく集めて、
増幅して、
解析できるか
で決まるからです。
まず「聞こえる」って何?
音は:
空気の振動
です。
例えば袋をカサッとすると、
空気が震える。
その振動が耳へ入り、
最後に脳で:
「音だ!」
と認識されます。
犬の耳の流れ
超簡単にすると:
耳介(耳)
↓
耳道(L字トンネル)
↓
鼓膜
↓
耳の骨
↓
内耳
↓
脳
です。
① 耳介(耳たぶ部分)が超優秀
犬の耳は、
ただの飾りじゃありません。
実は:
音を集めるパラボラアンテナ
みたいな役目です。
人との大きな違い
人:
耳を動かせない
犬:
耳を音の方向へ向けられる
だから:
- 小さい音
- 遠い音
- 方向
を捉えやすい。
なぜ耳を動かせる?
犬の耳には、
人より多くの耳周囲筋があります。
つまり:
耳専用モーター
が発達してる。
② 長い耳道はむしろ有利
ここが面白いところ。
普通は:
長い=音が弱くなる?
と思いますよね。
でも実際は、
耳道は:
音の共鳴トンネル
として働きます。
トンネル効果
例えば:
- お風呂
- トンネル
- 空き缶
で音が響くことがあります。
あれと少し似ています。
犬の耳道でも
音が反射しながら進み、
特定の周波数が強調されます。
つまり:
自然の音響装置
みたいな状態。
③ L字なのに音が進む理由
音は:
「物体」じゃなく振動
です。
だから:
- 曲がった通路
- 細い通路
でも進めます。
水道管の水とは違う。
④ 鼓膜の役割
音の振動が最後に:
鼓膜をブルブル震わせる
ここで初めて、
「機械的な振動」に変換されます。
⑤ 耳の骨が超小さい
鼓膜の奥には:
耳小骨
という小さい骨があります。
これが:
振動を増幅
します。
マイクのアンプみたいな役目。
⑥ 内耳が本番
本当にすごいのはここ。
内耳には:
蝸牛(かぎゅう)
という、
カタツムリみたいな器官があります。
ここで:
振動
↓
電気信号
へ変換。
最後に脳が解析
脳が:
高い音
低い音
方向
速さ
を分析。
犬は特に:
高音解析
が得意。
だから犬はこんな音に強い
- ビニール袋
- 鍵
- おやつ袋
- 遠くの足音
- 小動物の気配
人には小さすぎる音も拾います。
どれくらい高音が聞こえる?
人:
だいたい 20kHz 前後まで
犬:
40〜60kHz 近くまで聞ける個体も。
だから犬笛が成立する。
確かにお菓子の袋を開けたとたんに隣の部屋から駆け付ける。
よく聞こえるな~と感心していた。(笑)
