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おんマルBlog

我が家のマルチーズ あれこれ‥

先日の記事作成中、気になった むぎの病気?

先日記事を書いてる中で首輪とハーネスについて少し調べてみた。その中で気になる事が書いてあった。「気管虚脱」(きかんきょだつ)という病気。
以前から気にはなっていたのだが、散歩の最初(家から出てすぐ)に「ガーガー」と咳?呼吸?よく分からないが、そんな症状が出る時がある。家の中では滅多に出ない。

 

調べてみた

気管虚脱とは

気管が「つぶれてしまう」病気です。
本来、気管はしっかりしたC字型の軟骨でできていますが、これが柔らかくなったり変形してつぶれることで、空気の通り道が狭くなります。


🐶 マルチーズがなりやすい理由

マルチーズは小型犬の中でも特に気管が細く、生まれつき軟骨が弱い傾向があります。
以下の要因で発症しやすくなります。

  • 首輪で強く引っ張る

  • 肥満(脂肪が気管を圧迫)

  • 加齢で軟骨が弱くなる

  • 慢性的な咳や気管支炎

  • 興奮・暑さによる呼吸の荒さ


⚠️ 主な症状

初期は軽い咳だけですが、進行すると命に関わります。

症状の段階 状態
軽度 興奮時や散歩後に「ガーガー」「ケンケン」と咳をする(ガチョウの鳴き声のよう)
中度 咳が増え、安静時にも出る。息が荒くなる。
重度 呼吸困難、チアノーゼ(舌が紫色)、失神することも。命の危険あり。

🏥 診断方法

動物病院で以下の検査を行います。

  • レントゲン撮影(気管のつぶれ具合を確認)

  • 内視鏡検査(より詳細に観察)

  • 聴診で異音を確認


💊 治療方法

症状の程度によって違います。

軽〜中度の場合

  • 咳止め薬や気管支拡張薬

  • 抗炎症薬(炎症を抑える)

  • 体重管理(肥満改善)

  • ハーネス使用(首輪は禁止)

  • 室温と湿度の管理(乾燥や熱気を避ける)

重度の場合

  • 酸素吸入(緊急時)

  • 外科手術(気管にステントやリングを入れて広げる)


🏡 自宅でのケアポイント

  • 散歩時は首輪ではなくハーネスを使う

  • 暑さ・興奮を避ける(呼吸が荒くなると危険)

  • 部屋の湿度を50〜60%に保つ

  • 太らせない

  • 咳が増えたら早めに受診


💡豆知識

気管虚脱は完全に治すことは難しいですが、早期発見と生活改善で進行を遅らせることが可能です。
日々の観察と小さな変化への気づきがとても大切です。

気管虚脱の治療方法と費用のめやす

気管虚脱は症状の重さ(軽度〜重度)によって治療が変わります。


🩹① 軽度〜中度:薬による内科的治療

治療内容 効果 おおよその費用(1回または月)
咳止め薬(鎮咳剤) 咳を減らして気管への刺激を軽くする 約1,000〜2,000円/週
気管支拡張薬 空気の通り道を広げて呼吸を楽にする 約1,000〜2,000円/週
抗炎症薬(ステロイドなど) 炎症を抑えて咳を軽くする 約1,000〜3,000円/週
抗生物質 感染を防ぐ(細菌性の咳がある場合) 約1,000〜2,000円/週
ネブライザー(吸入治療) 気管を保湿し、咳を抑える 約2,000〜3,000円/1回

💰月あたりの治療費目安:5,000〜15,000円前後
(※通院頻度・薬の種類・地域によって差があります)

💡薬だけで完全に治ることは難しいですが、症状をコントロールして快適に暮らすことが目的です。


⚙️② 重度:外科手術(ステントやリングで気管を広げる)

手術方法 概要 費用目安
気管外リング法 つぶれた気管の外側にリングを固定して支える 約30〜50万円
ステント挿入法(内側) 気管の中に金属や樹脂のステントを入れて広げる 約40〜80万円

🔹手術は全身麻酔が必要で、高齢犬・心臓病持ちの場合はリスクもあります。
🔹術後も薬や酸素管理が続く場合があります。


🧬【手術後の生活と注意点】

手術をしても、「完治」ではなく「症状を軽くする」ための処置です。
再発や他の部分の気管が弱ることもあるため、術後ケアがとても大切です。


🏠術後ケアポイント

  1. 安静第一
     → 1〜2週間は散歩を控え、静かに過ごす。

  2. 湿度と温度管理
     → 乾燥を防ぎ、呼吸をしやすく。

  3. 首輪は禁止!ハーネス必須
     → 術後の気管を守るため。

  4. 定期的な検診
     → ステントの位置ずれ・感染・炎症などをチェック。

  5. 急な咳・呼吸困難・舌が紫色のときは即受診。


🍖食事管理

  • 太らせない(肥満は再発の原因)

  • 喉につまらない柔らかめのフード

  • 食後すぐの興奮や運動は避ける


❤️術後もできるだけ長く元気に過ごすために

  • ストレスを減らす(大きな音や叱責を避ける)

  • 毎日の様子を記録して、咳の頻度や発作の有無をチェック

  • 定期的にかかりつけ医へ報告


🌷まとめ

病期 主な治療 費用目安
軽度 薬・生活改善 5,000〜15,000円/月
中度 吸入+薬+体重管理 10,000〜20,000円/月
重度 手術+術後ケア 30〜80万円+定期通院費

むぎの症状は軽度だろうと思うが、来週 狂犬病の注射を打ちに行くので 先生に聞いてみよう。肥満で気道が狭くなるらしいので、食事の量も意識しないといけない。

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